NAGAOKA COOL FREEZER

従来型フリーザーとの比較

冷却イメージ

特長

新循環式冷却システム

  • 特殊冷却器からの商品への風を低減し、冷風を商品境界層にあて水分を保持した状態で、熱だけを吸収させることで乾燥を防ぎ、歩留まりや品質を向上させる。
  • 熱交換器への着霜が少ないため、長時間安定した冷却凍結運転が可能であるため、デフロストが軽減できる。
  • 低風量ではあるが冷凍機の圧力を適正に保つことにより、安定した冷凍能力が継続できる。(熱交換器内で、乾燥空気が高速循環しているためである)
  • 連続稼働が可能になるため、ランニングコストが削減できる。
  • 強制循環型ではないので、高温の商品でもそのまま凍結が可能で、冷凍機への負担も低減。
  • 商品や環境に合わせた独自の制御方式で安定した生産が可能。
  • 特殊冷却器内は、独自の循環方式の為異物の侵入が殆どない。
  • 熱い食材も予冷無しでそのまま投入し、冷却凍結が可能である。

強制循環方式

  • 商品及び侵入空気の熱と水分を強制循環させ、熱交換させることで商品と室内の温度を下げている為、商品の乾燥や熱交換器の霜付きが発生する。
  • 熱交換器への着霜が多いため、長時間の安定した連続運転が不可能である。
  • 定期的な除霜運転が必要である為、生産に影響する。
  • 大風量のため商品の表面や異物が循環し熱交換器に付着するため衛生面が悪い。
  • 動力のランニングコストが高い
  • 熱交換器の除霜に使う水の量が多い

高品質な鮮度保持

新循環式冷却システム

  • 商品全体を均一に覆うことで、冷凍ムラを軽減する。
  • 自由水の動きを少なくし水分子の結合を抑える。
  • 商品の持つ水分を飛散させないため、凍結時の乾燥を抑制し品質変化を防ぐ。(大風量型に比べてダメージが少ない)
  • 微細な氷結晶になる為、食品の細胞を壊すことなく凍結できるため。解凍しても凍結前に近い状態である。

強制循環方式

  • 商品が乾燥しやすく、解凍後のドリップが発生する。

冷凍機の長寿命化

新循環式冷却システム

  • 着霜が少ないため液圧縮運転による機械的負担が減少する。
  • 冷凍機の圧カ変動を軽減
  • デフロストの軽減化
  • 冷却器内を乾燥空気が高速で熱交換している為、循環不良が起こらず圧縮機に負荷が掛からない。

強制循環方式

  • 室内空気を強制循環しているため、熱交換器の背面に水分が付着して氷結が発生し液圧縮運転となり機械的負担が大きい
  • 負荷変動が高いため機器の寿命が早い

洗浄性が優れている

新循環式冷却システム

  • 風量調整により、商品の持つ油分等の飛散を抑制できるので、作業後の洗浄が容易である。
  • 着霜量が少ないので、保冷運転による無洗浄が可能。(密閉可能なタイプ)
  • ダクト部材を使用していないので、丸洗いが可能で各部の目視確認が容易である。

強制循環方式

  • フード又はダクトを使用している為、丸洗いが困難であり洗浄性が悪い。

大型化、コンパクト化が可能

新循環式冷却システム

  • 小スペースのエ場やマシンハッチが狭く搬入が困難な場所でも組立て、施工が可能。
  • 分割組立てが可能。
  • 輸送コストの軽減化。

強制循環方式

  • 強制循環方式は、風流スペース確保が必要であるため設備が大型化になる。

汎用製品の採用

  • 緊急時のメンテンナンス対応を考慮して、部品選定及びシンプル構造設計とした。

省エネ設計

  • 大風量循環型と違い、小風量、コンパクト設計のため設備費及びランニングコストを低減化した。

既存設備の更新計画

  • 指定冷媒及び老朽化設備以外の使用可能な設備改修及び改善
  • ランニングコストの改善

紹介動画

歩留まり

凍結テスト

機器の導入にあたっては、商品の凍結テストを実施することも可能です。

冷凍ムラのなく、凍結時の乾燥を防ぐ高品質な冷凍システムを、ぜひ一度ご自身で体験してみてください。

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